醤油の知識

020|麹室(10)

入り口の戸の作成。
一般的な戸よりも分厚く、中には断熱材を入れます。



表面を杉板で覆って、完成。 これ、かなり重いです。



<麹室の入口>
戸の据付を終え、取っ手と鍵が取り付けられました。
取っ手は水道のパイプです。

え~~ っと思いましたが、安くやってもらっているので仕方ありません。

戸を閉めるためのロックも、本来付ける予定のものが設計上取り付けられず、
ホームセンターにある普通のものに。
これがゆるゆるで、室の中に外気が入ってくるので、後日自分でゴムを咬ませるなど
して、なんとか外気を遮断できるようになりました。

城 慶典 (ミツル醤油醸造元)

1984年生まれの醤油職人。
高校生の時に自社での醤油醸造の復活を志して東京農業大学 醸造科学科に入学。入学後、「学校に通っているだけでは自分の求めるものは得られない。」ということに気づき、伝統的製法による醤油造りを続けられている醤油蔵を探し、卒業までに7つの醤油蔵で短期間の研修を受け入れて頂く。卒業後、岡本醤油醸造場にて一年間の研修。その後、JFCS(ジャパン・フードコーディネーター・スクール)で一年間学び2009年6月より、実家であるミツル醤油へ入社。2009年11月 夢である醤油造りの復活と、地元・糸島を全国に発信したい。という思いをリンクさせ具現化する、社内別ブランド「itosima terroir」(イトシマ テロワール)をスタート。

ミツル醤油醸造元