醤油の知識
醤油の日の集い2023/第50回全国醤油品評会の発表
醤油の日の集い 2023年
10月1日は醤油の日。この日に開催されている「醤油の日の集い」ですが、今年は日曜日だったことから、9月29日の開催になりました。ちょうど第50回目をむかえた全国醤油品評会の発表表彰などが行われ、多くの醤油関係者が集まりました。
中でも注目されたのは、やはり全国醤油品評会の結果発表で、全国から出品された321点の中から「農林水産大臣賞」5点、「農林水産省大臣官房長賞」10点、「優秀賞」35点が選出されました。
農林水産大臣賞
合資会社山形屋商店(福島県)
ヤマブン別上醤油(こいくち)
ヒゲタ醤油株式会社(東京都)
特選こいくちしょうゆ(こいくち)
山本屋糀店(長野県)
こみやましょうゆ 源泉(こいくち)
佐藤醸造株式会社(愛知県)
七宝 国産特級醤油(こいくち)
日東醸造株式会社(愛知県)
竹(しろ)
農林水産省大臣官房長賞
株式会社中村醸造元(青森県)
津軽 本醸造(こいくち)
福島県醤油醸造協同組合(福島県)
香味しょうゆ(こいくち)
キッコーマン食品株式会社 野田工場(千葉県)
キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ(こいくち)
ヤマサ醤油株式会社(千葉県)
鮮度生活特選丸大豆しょうゆ(こいくち)
山﨑醸造株式会社(新潟県)
国産丸大豆しょうゆ(こいくち)
天真株式会社(徳島県)
別印濃口(こいくち)
タケサン株式会社(香川県)
こいくちしょうゆ特級(こいくち)
大醤株式会社(大阪府)
大醤うすくち(うすくち)
川中醤油株式会社(広島県)
さしみ醤油 むらさき(さいしこみ)
ホシサン株式会社(熊本県)
本醸造しょうゆ さいしこみ(さいしこみ)
優秀賞
福山醸造株式会社(北海道)
トモエ 道民の醤油 北海道丸大豆(こいくち)
北海道キッコーマン株式会社(北海道)
キッコーマン あまくちしょうゆ(こいくち)
有限会社今野醸造(宮城県)
吟醸(こいくち)
株式会社佐藤麴味噌醤油店(宮城県)
ヤマシゲ本醸造(こいくち)
株式会社浅利佐助商店(秋田県)
福寿(こいくち)
鏡政治商店(山形県)
こいくちしょうゆ本醸造(こいくち)
有限会社丹野醤油店(山形県)
別選(こいくち)
有限会社 糀和田屋(福島県)
糀和田屋の醤油(こいくち)
株式会社伊藤金四郎商店(福島県)
本醸造 ニシタマ醤油(こいくち)
国田屋醸造(福島県)
おおまつしょうゆ(こいくち)
合名会社高砂屋商店(福島県)
キンタカサゴ うまくちしょうゆ(こいくち)
ヤマボシ醤油合名会社(福島県)
ヤマボシ醤油 吟上(こいくち)
有限会社宮醤油店(千葉県)
たまさ かずさむらさき特撰しょうゆ(こいくち)
酒富醸造株式会社(長野県)
さかとみ本醸造しょうゆ(こいくち)
山﨑醸造株式会社(新潟県)
ゆき(こいくち)
中国醬油醸造協同組合(広島県)
オーガニック丸大豆醤油(こいくち)
佐伯醤油有限会社(広島県)
まるさ 特選 本醸造(こいくち)
丸島醤油株式会社(香川県)/金印濃口醤油(こいくち)
株式会社ジョーキュウ(福岡県)/じゅん(こいくち)
浜田醤油株式会社(熊本県)
本醸造 こいくち醤油(こいくち)
橋本醤油株式会社(熊本県)
茶臼山の穀醤(こいくち)
福島県醤油醸造協同組合(福島県)
県醤協うすくち(うすくち)
合名会社高砂屋商店(福島県)
キンタカサゴうすくちしょうゆ(うすくち)
合資会社山形屋商店(福島県)
ヤマブンうすくち醤油(うすくち)
正田醤油株式会社(群馬県)
正田のしょうゆ うすくち(うすくち)
イチビキ株式会社 第三工場(愛知県)
糀醤油(うすくち)
カツマル醤油醸造株式会社(岡山県)
うすくちしょうゆ(うすくち)
合名会社豊前屋本店(熊本県)
吉翔(うすくち)
大分醤油協業組合(大分県)
フンドーキン特 うすくちしょうゆ(うすくち)
中川醸造株式会社(愛知県)
超特撰たまりしょうゆ(たまり)
ヤマイ醤油株式会社(兵庫県)
超特撰たまり(たまり)
有限会社黒澤醤油店(茨城県)
醤蔵(ひしおぐら)(さいしこみ)
松野醤油株式会社(京都府)
昔づくり さしみ(さいしこみ)
森山醸造食品有限会社(福岡県)
大地と海(さいしこみ)
フジヨシ醤油株式会社(大分県)
天(さいしこみ)
醤油の知識ランキング
醤油の種類
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素材を活かすNo.1選手
白醤油
淡口よりさらに淡い琥珀色の醤油。料理好きな方に高い人気。お吸い物や茶碗蒸しなどに。
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美しき京料理に必須
淡口醤油
西日本でお馴染みの淡い色の醤油。素材の彩りや出汁を活かしたい料理に。塩やレモン代わりにかけても。
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甘みをつけた地醤油
甘口醤油
九州や北陸などでは一般的な存在。海沿いの地域ほど甘みが強かったり、それぞれの土地に根ざした醤油。
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幅広く使える万能醤油
濃口醤油
一般的な醤油で流通量の8割はこれ。新鮮なものは綺麗な赤褐色で、北海道から沖縄まで各地で生産。
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濃厚なうま味とコク
再仕込醤油
熟成期間の長い濃厚な醤油。味と香りのバランスがよく、刺身やステーキにまずお試しいただきたい。
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濃厚さとうま味はNo.1
溜醤油
大豆を多く、仕込水を少なくし、うま味を凝縮。ハマる方はとことん好きになっていただける醤油。
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醤油のつくり方
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1
原料処理
カチカチの材料をほくほくにしたり、溶かすことで、菌が材料を醸し、美味しさに変化しやすいようにします。
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2
麹づくり
醤油づくりで一番重要視されている工程です。種麹を原材料に混ぜて、麹菌を繁殖させることで酵素を生み出します。
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3
塩水
麹に塩水を加えて諸味をつくります。塩分濃度を高めることで雑菌から守り長い発酵熟成の時を迎えます。
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4
諸味
ゆっくりと乳酸菌や酵母菌が大豆や小麦を醸します。どろどろの味噌のような状態で、半年~三年の時を過ごします。
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5
圧搾・火入れ
諸味を布に入れて、圧力をかけて圧搾し、火入れとろ過をします。殺菌と香りを引き立てる火入れも技術が必要です。
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6
完成
ビン詰めされてラベルを貼ってようやく完成。長いものだと原料処理から二~三年かけて醤油になります。
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