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桶の大きさと石数

一合、一升、一斗、一石

桶は容量や大きさを基準にして30石桶や、高さを基準にして6尺桶などと呼ばれます。昔の単位なので最近では馴染みのない単位ですが、お米やお酒をはかるときに「一合(いちごう)」というには耳にするかもしれません。

ちなみに、
一合(180ml) 日本酒で今でも使われている単位
一升(1.8L) 一升ビンが有名
一斗(18L) 鉄製の四角い「一斗缶」が有名
一石(180L)

百万石の大名=百万人を養える大名

時代劇などで「〇万石の大名」とよばれるのも、この単位に基づいています。「一合の米」は標準的な一食分の分量といわれ、一日三食を一年分で約1000食。つまり、一石となります。

一人が一年間に食す米が一石となり、百万石とは百万人分の米になります。「○○石の大名」と言われているのは、「○○人を一年食べさせることができる大名」というわけです。