醤油の知識
缶バッチ、木桶シリーズ。

木桶の缶バッチを作りました
「ガチャガチャってレンタルすると結構高いんですよね…」「じゃあ、買っちゃいましょうよ!」「えっ、本気ですか?!」「あれば、何かしらに使えるんだから…」と、そんなやり取りを経てヤマロク醤油の山本さんがガチャガチャマシーンを衝動買いしました。
でも、それから2年ほど、「何かしら」の機会はありませんでした。

卵フェスで卵の缶バッチに出会う
それを一変させたのは、2024年10月の「卵フェス」イベント。ふと気づくと、山本さんのTシャツに付いていた缶バッチ。「あそこにガチャガチャがあるんですよ」と満足そう。木桶醤油のブースの横に、卵の缶バッチのガチャガチャが設置されていました。
いつの間にか2枚に増えていて、すぐに3枚目に。さすがに小銭がなくなって、「両替して…」と木桶ブースのレジ担当に相談していたのですが、10枚を超えたあたりで、「もう両替はしません!」と禁止されていました。
でも翌日、朝から複数のお店で買い物をしてきた山本さんの財布には大量の小銭があって、最終的には20個近くの缶バッチを付けていました。ここまでガチャガチャにはまる姿を見て、確信しました。缶バッチのガチャガチャはいける、と。

小豆島の木桶サミットで設置してみる
そこで、缶バッジを制作して長らく日の目を見なかったガチャガチャマシーンに入れてみました。今回は木桶に関連するアイテムに絞り、約30種類のデザインを展開。奈良県の井上本店の井上万祐子さんのイラストがとても上手なため、カワイイ系のイラストは彼女に依頼し、他にも職人醤油のスタッフなどが描きました。
他にも木桶職人の顔写真を缶バッチにして、山本さんや坂口さん(木桶職人の棟梁)はキラキラ仕様にしてみたのですが、期待通りの輝きにはならず…。課題も浮き彫りになりました。

今回で、ガチャガチャをする人がどのような反応になるかや、どんなイラストが好評なのか、など様々な収穫があったので、5月に大阪の阪神百貨店でお披露目できるようにバージョンアップを試みようと思います。



醤油の知識ランキング
醤油の種類
-
素材を活かすNo.1選手
白醤油
淡口よりさらに淡い琥珀色の醤油。料理好きな方に高い人気。お吸い物や茶碗蒸しなどに。
詳細 -
美しき京料理に必須
淡口醤油
西日本でお馴染みの淡い色の醤油。素材の彩りや出汁を活かしたい料理に。塩やレモン代わりにかけても。
詳細 -
甘みをつけた地醤油
甘口醤油
九州や北陸などでは一般的な存在。海沿いの地域ほど甘みが強かったり、それぞれの土地に根ざした醤油。
詳細 -
幅広く使える万能醤油
濃口醤油
一般的な醤油で流通量の8割はこれ。新鮮なものは綺麗な赤褐色で、北海道から沖縄まで各地で生産。
詳細 -
濃厚なうま味とコク
再仕込醤油
熟成期間の長い濃厚な醤油。味と香りのバランスがよく、刺身やステーキにまずお試しいただきたい。
詳細 -
濃厚さとうま味はNo.1
溜醤油
大豆を多く、仕込水を少なくし、うま味を凝縮。ハマる方はとことん好きになっていただける醤油。
詳細
醤油のつくり方
-
1
原料処理
カチカチの材料をほくほくにしたり、溶かすことで、菌が材料を醸し、美味しさに変化しやすいようにします。
詳細 -
2
麹づくり
醤油づくりで一番重要視されている工程です。種麹を原材料に混ぜて、麹菌を繁殖させることで酵素を生み出します。
詳細 -
3
塩水
麹に塩水を加えて諸味をつくります。塩分濃度を高めることで雑菌から守り長い発酵熟成の時を迎えます。
詳細 -
4
諸味
ゆっくりと乳酸菌や酵母菌が大豆や小麦を醸します。どろどろの味噌のような状態で、半年~三年の時を過ごします。
詳細 -
5
圧搾・火入れ
諸味を布に入れて、圧力をかけて圧搾し、火入れとろ過をします。殺菌と香りを引き立てる火入れも技術が必要です。
詳細 -
6
完成
ビン詰めされてラベルを貼ってようやく完成。長いものだと原料処理から二~三年かけて醤油になります。
詳細