醤油の知識
たまり醤油のおすすめ7選
熟成期間が長く、うま味がたっぷりな醤油
溜醤油は色が濃くてとろみがあり独特の香りが特徴。原料の大豆の割合が多く小麦が少なく、製法は味噌に近いものがあります。加えて、仕込み水も少ないのでうま味が凝縮されています。
そんな溜醤油のおすすめを以下のようなグループに分けてご紹介します。
1:小麦なし(グルテンフリー)の溜醤油
2:小麦ありの溜醤油
3:甘みありの溜醤油
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蔵元仕込みの醤油を100mlの小瓶で販売する「職人醤油」を運営。これまでに訪問した醤油蔵は400以上。
1:小麦なし(グルテンフリー)の溜醤油
醤油の基本原料は大豆、小麦、塩ですが、溜醤油の中には小麦を一切使わないものもあります。熟成期間が長く色は濃いめ、うま味がたっぷりなのが特徴。小麦アレルギーの方や海外の方にも人気です。
濃厚な溜に熱烈なファンも多い
濃いだけでなく美しさも感じる溜
三年間醸造した豆味噌を搾った溜
2:小麦ありの溜醤油
原料の大豆の割合が多く、小麦が少ないのが特徴の溜醤油。大豆9割、小麦1割程度の比率で仕込むことが多いようですが、その割合や仕込み水の割合も蔵によって異なります。
醤油としての主張は強いので、脂が多かったりクセが強い素材と合わせていくとバランスがよくなります。また、熱を加えるときれいな照りを出すので、照り焼きなども好評です。
個性的な香りと酸味が心地よい溜
諸味の攪拌できる限界に挑戦して
3:甘みありの溜醤油
刺身には甘い溜醤油という方も多いと思います。そんな方には、水飴と砂糖でほんのり甘みをつけた溜醤油がおすすめ。九州の甘口醤油とは異なり甘さは控えめなので、溜醤油のうま味やコクをしっかり味わえ、刺身本来の味も引き立ちます
ほのかな甘みをつけた溜醤油
醤油の知識ランキング
醤油の種類
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素材を活かすNo.1選手
白醤油
淡口よりさらに淡い琥珀色の醤油。料理好きな方に高い人気。お吸い物や茶碗蒸しなどに。
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美しき京料理に必須
淡口醤油
西日本でお馴染みの淡い色の醤油。素材の彩りや出汁を活かしたい料理に。塩やレモン代わりにかけても。
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甘みをつけた地醤油
甘口醤油
九州や北陸などでは一般的な存在。海沿いの地域ほど甘みが強かったり、それぞれの土地に根ざした醤油。
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幅広く使える万能醤油
濃口醤油
一般的な醤油で流通量の8割はこれ。新鮮なものは綺麗な赤褐色で、北海道から沖縄まで各地で生産。
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濃厚なうま味とコク
再仕込醤油
熟成期間の長い濃厚な醤油。味と香りのバランスがよく、刺身やステーキにまずお試しいただきたい。
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濃厚さとうま味はNo.1
溜醤油
大豆を多く、仕込水を少なくし、うま味を凝縮。ハマる方はとことん好きになっていただける醤油。
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醤油のつくり方
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1
原料処理
カチカチの材料をほくほくにしたり、溶かすことで、菌が材料を醸し、美味しさに変化しやすいようにします。
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2
麹づくり
醤油づくりで一番重要視されている工程です。種麹を原材料に混ぜて、麹菌を繁殖させることで酵素を生み出します。
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3
塩水
麹に塩水を加えて諸味をつくります。塩分濃度を高めることで雑菌から守り長い発酵熟成の時を迎えます。
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4
諸味
ゆっくりと乳酸菌や酵母菌が大豆や小麦を醸します。どろどろの味噌のような状態で、半年~三年の時を過ごします。
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5
圧搾・火入れ
諸味を布に入れて、圧力をかけて圧搾し、火入れとろ過をします。殺菌と香りを引き立てる火入れも技術が必要です。
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6
完成
ビン詰めされてラベルを貼ってようやく完成。長いものだと原料処理から二~三年かけて醤油になります。
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