醤油の知識
007|柱の据付
先日は生コンを施した事を書きましたが、今回は柱を立てました。
下の写真は先日の床工事 直後。 左側に1本柱がありますが、コンクリートを施すために下部を切断していました。
そのため急遽、補強の木材を入れてなんとか柱を支えています。
作業性を考えると柱は無いほうが良いのですが、 大工さん曰く「建物の構造的に柱は必要。」ということで、2つ立てることになりました。
柱を入れる位置を確認中。
梁の中心から、重りの付いた糸をたらして柱の下に置く「束石」(つかいし)の位置を決めています。 束石をセメントで固定。
束石の上部には切込みが入っていて、逆に柱は凸の状態に細工してガッチリ固定します。
柱 宮崎の杉。
いよいよ柱の据付。
横に立っている柱はジヤッキで下から梁を押し上げている状態です。
そのすきに柱を据えて、梁を下げると作業完了
作業後
敷地が狭いのでやや圧迫感はありますが、強度的な面ではこれで安心。
柱を据えた場所はスペース的に桶が入らないので、塩水を調整する場所か 圧搾する諸味を入れるタンクを置く場所、とかにしようと考え中。
悩みますが、そういうことを考えてると、わくわくして楽しいです。
1984年生まれの醤油職人。
高校生の時に自社での醤油醸造の復活を志して東京農業大学 醸造科学科に入学。入学後、「学校に通っているだけでは自分の求めるものは得られない。」ということに気づき、伝統的製法による醤油造りを続けられている醤油蔵を探し、卒業までに7つの醤油蔵で短期間の研修を受け入れて頂く。卒業後、岡本醤油醸造場にて一年間の研修。その後、JFCS(ジャパン・フードコーディネーター・スクール)で一年間学び2009年6月より、実家であるミツル醤油へ入社。2009年11月 夢である醤油造りの復活と、地元・糸島を全国に発信したい。という思いをリンクさせ具現化する、社内別ブランド「itosima terroir」(イトシマ テロワール)をスタート。
ミツル醤油醸造元
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2
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3
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4
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6
完成
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