醤油を楽しむレシピ集

赤貝においしい醤油

ひたすら赤貝で比べてみました!

以前、「回転寿司持っていく醤油」と題して、ひたすらサーモンを食べ続け、醤油との相性を検証しました。

 

今回はその赤貝バージョンです!

赤貝の寿司はシンプルなので、サーモンほど複雑な結果にはならないだろうと、ある程度の予想をしつつ臨みます。(全てサビ抜きで試してみました。)

意外にも溜醤油がダントツのおいしさ

定番の濃口醤油、もしくは淡口や甘口がおいしいだろうと予想していましたが、いちばん人気は溜。

溜だと醤油のおいしさも赤貝のおいしさも両方しっかりと味わえました。相性抜群です。一方、貝の甘みを引き立ててくれるだろうと予想していた淡口は、残念ながら貝の生臭さが前面にでてしまいました。

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先に白醤油独特の味、後に赤貝そのものの味がやってきます。醤油のうま味がもう少しほいいところ。
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海の香りが強く感じる。素材そのものの質が良くないと生臭さが前面にでてしまうよう…。
好きな人は好き、嫌な人は嫌と好みが分かれるところ。甘口醤油独特の香りはしっかり感じます。
安定感ありのいつものおいしさ。醤油の味と赤貝の味とのバランスが良いです。
醤油の主張が強く、赤貝の味が活きていない感じ。相性という意味ではあまり良くないのかも…。
醤油が赤貝をしっかり包み込んでいる感じ。臭みを感じず、甘みを感じることができる。まろやかでミルキーなおいしさ。
先味は塩味を強く感じるが、噛めば噛むほど複雑な味わいに。白や淡口ほど生臭さは感じない。
海の香りを楽しむにはアリだと思いますが、人によっては生臭いと感じてしまうかも。

海の味・磯の香りか生臭さか

それぞれの醤油で試してみて、ポイントとなったのが赤貝から感じる香りです。良い意味での海の味・磯の香りを感じることができるのか、生臭いと感じてしまうのか。

豆腐や納豆でも検証済みですが、これは素材そのものの質にも関係してくると思います。

今回の試したのは回転寿司の1皿100円の赤貝。リーズナブルで、多くの人にとって、いつもの味といえばいつもの味なのかもしれません。もしもちょっと高級な赤貝だったら…今回とは少し違った相性になるのだろうと思います。