醤油を楽しむレシピ集

卵黄を醤油とみりんに漬けるだけの簡単な一品。これで卵かけご飯をすれば、ワンランク上の味わいを楽しめると巷で話題になっていたようです。作り方はとにかく簡単。余った卵白をどうしようか…といつも悩むのですが、我が家ではお味噌汁に入れるのが定番となりました。

卵黄の醤油漬けを何度か作ってみて、漬け時間によってかなり仕上がりに違いがでてくるなと感じました。そこで、しっかり時間をはかって比べてみることに。好みや食べ方によって漬ける時間の参考にしていただけたらうれしいです。

卵かけご飯にするなら、ご飯との絡みやすさから8～12時間くらいの漬け時間をおすすめします。外はねっとり中はとろっとしていて、いつもの卵かけご飯よりも濃厚な味わいです。ご飯に卵が染み込んでいくというよりは、ご飯に卵がまとわりつく感じになると思います。

卵黄の外側と内側で固さが違うので、卵黄を崩して少し混ぜて均一にしてからご飯にかけるとより食べやすくなります。漬け汁をちょこっとたらすのも忘れずに！

漬け時間が長ければ長いほど、卵黄の水分が抜けてねっとりとし、味も濃厚になります。卵かけご飯にするとご飯との絡みが悪くなってしまいがちですが、おにぎりの具にはぴったり。漬け汁も少しかけてしまいましょう。

漬け汁をご飯にまぜて焼きおにぎりにも。より長い時間漬け込んだ卵とは、さらに相性よくなるはずです。チーズのような独特の食感と中まで染みた濃厚な味わいがクセになります。お酒を飲む方は、卵黄の醤油漬けをそのままおつまみとして楽しんでみてください。