醤油の知識
アメリカのスーパーはディスプレイの仕方が違っていた( trader joe’s / whole foods market の視察)
Winter Fancy Food Show 2024に出展
ラスベガスで開催された食品の展示会「Winter Fancy Food Show 2024」。日本の醤油メーカー19社が一つのチームとなって出展してきました。
40名をこえる団体での参加だったのですが、その道中にロサンゼルスでスーパーマーケット trader joe’s 、 whole foods market に立ち寄りました。アメリカ視察での定番にもなっている店舗でもありますが、商品セレクトや品質など素敵で楽しい空間でした。
trader joe's
プライベートブランドが充実している trader joe’s 。第1印象はディスプレイの仕方が日本と違うという印象でした。
「文字」より「商品」が目に飛び込んでくる感じでした。日本だとどうだったかな?と思い返してみると、商品情報や価格が書かれた看板やPOPが山積みだったような…。それらの文字情報が少なくて、しかも、一つの商品を大量に並べている。「商品に語らせている」って感じでした。
whole foods market
量り売りコーナー
そして、サラダやお惣菜の量り売りコーナー。自分で好きな素材を容器にとって、レジで重さを量ってお会計というシステム。日本のお惣菜コーナーの代わりになっていて、大きな面積が取られていました。
種類が多いし、なによりおいしそう。ただ、誰もが自由に触れるようになっているので、日本でこれを実現するのはハードル高いんだろうな…って思ったりも。でも、これが日常にあったらいいなぁって心底思いました。
次の記事は近日公開。
醤油の知識ランキング
醤油の種類
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素材を活かすNo.1選手
白醤油
淡口よりさらに淡い琥珀色の醤油。料理好きな方に高い人気。お吸い物や茶碗蒸しなどに。
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美しき京料理に必須
淡口醤油
西日本でお馴染みの淡い色の醤油。素材の彩りや出汁を活かしたい料理に。塩やレモン代わりにかけても。
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甘みをつけた地醤油
甘口醤油
九州や北陸などでは一般的な存在。海沿いの地域ほど甘みが強かったり、それぞれの土地に根ざした醤油。
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幅広く使える万能醤油
濃口醤油
一般的な醤油で流通量の8割はこれ。新鮮なものは綺麗な赤褐色で、北海道から沖縄まで各地で生産。
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濃厚なうま味とコク
再仕込醤油
熟成期間の長い濃厚な醤油。味と香りのバランスがよく、刺身やステーキにまずお試しいただきたい。
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濃厚さとうま味はNo.1
溜醤油
大豆を多く、仕込水を少なくし、うま味を凝縮。ハマる方はとことん好きになっていただける醤油。
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醤油のつくり方
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1
原料処理
カチカチの材料をほくほくにしたり、溶かすことで、菌が材料を醸し、美味しさに変化しやすいようにします。
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2
麹づくり
醤油づくりで一番重要視されている工程です。種麹を原材料に混ぜて、麹菌を繁殖させることで酵素を生み出します。
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3
塩水
麹に塩水を加えて諸味をつくります。塩分濃度を高めることで雑菌から守り長い発酵熟成の時を迎えます。
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4
諸味
ゆっくりと乳酸菌や酵母菌が大豆や小麦を醸します。どろどろの味噌のような状態で、半年~三年の時を過ごします。
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5
圧搾・火入れ
諸味を布に入れて、圧力をかけて圧搾し、火入れとろ過をします。殺菌と香りを引き立てる火入れも技術が必要です。
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6
完成
ビン詰めされてラベルを貼ってようやく完成。長いものだと原料処理から二~三年かけて醤油になります。
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