醤油の知識
阪神百貨店の柴田書店の料理本フェス
大阪の阪神百貨店の食祭テラス。1階の催事スペースが1週間ごとに入れ代わる食のエンタメワールドです。今年の5月に木桶イベントをした会場です。8/17~22にかけて「柴田書店の料理本フェス」が開催されていたので立ち寄ってきました。
https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/str/index.html柴田書店といえば「専門料理」に代表される食の出版社。この一社で催事を企画する阪神百貨店もすごいけど、本をテーマにあれほど広い空間を演出しきってしまう柴田書店もすごい。まさに空間が編集されていたんです。
一冊の本をつくるのに多くの人が関わっていると思います。そして、歴史のある本であれば、とてつもない数の蓄積になっていて、それらの人たちからのコメントで埋め尽くされた巨大ボード。セミナーや公開インタビューに登壇する方も多様です。編集者に料理人に飲食店や旅館の経営者、料理研究者などなど、これまで柴田書店の本づくりに関わった人たちが登場していて、とても素敵な空間になっていました。
醤油の知識ランキング
醤油の種類
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素材を活かすNo.1選手
白醤油
淡口よりさらに淡い琥珀色の醤油。料理好きな方に高い人気。お吸い物や茶碗蒸しなどに。
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美しき京料理に必須
淡口醤油
西日本でお馴染みの淡い色の醤油。素材の彩りや出汁を活かしたい料理に。塩やレモン代わりにかけても。
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甘みをつけた地醤油
甘口醤油
九州や北陸などでは一般的な存在。海沿いの地域ほど甘みが強かったり、それぞれの土地に根ざした醤油。
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幅広く使える万能醤油
濃口醤油
一般的な醤油で流通量の8割はこれ。新鮮なものは綺麗な赤褐色で、北海道から沖縄まで各地で生産。
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濃厚なうま味とコク
再仕込醤油
熟成期間の長い濃厚な醤油。味と香りのバランスがよく、刺身やステーキにまずお試しいただきたい。
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濃厚さとうま味はNo.1
溜醤油
大豆を多く、仕込水を少なくし、うま味を凝縮。ハマる方はとことん好きになっていただける醤油。
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醤油のつくり方
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1
原料処理
カチカチの材料をほくほくにしたり、溶かすことで、菌が材料を醸し、美味しさに変化しやすいようにします。
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2
麹づくり
醤油づくりで一番重要視されている工程です。種麹を原材料に混ぜて、麹菌を繁殖させることで酵素を生み出します。
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3
塩水
麹に塩水を加えて諸味をつくります。塩分濃度を高めることで雑菌から守り長い発酵熟成の時を迎えます。
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4
諸味
ゆっくりと乳酸菌や酵母菌が大豆や小麦を醸します。どろどろの味噌のような状態で、半年~三年の時を過ごします。
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5
圧搾・火入れ
諸味を布に入れて、圧力をかけて圧搾し、火入れとろ過をします。殺菌と香りを引き立てる火入れも技術が必要です。
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6
完成
ビン詰めされてラベルを貼ってようやく完成。長いものだと原料処理から二~三年かけて醤油になります。
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