醤油の知識
この夏食べたかき氷

職人醤油のまたのみほです。
「この夏食べたかき氷」なんて、まるで食べ歩きの達人のようなタイトルをつけてしまいましたが、この夏私が味わったかき氷はたったの2種類。でも、これがどちらも最高においしかったのです!!!
まずひとつめは、大好きな友人のお店の「パイナップル」。
このシロップの魅力は、水を加えずにフルーツとてんさい糖だけで仕上げていること。それはおいしいに決まってますよ。と安心感たっぷりで食べたのですが、予想を上回る濃厚さがありながらも、自然なパイナップルの甘さと爽やかさ!!パイナップルそのもののおいしさをしっかり味わいながら満足できるおいしさでした。

ふたつめは、お茶屋さんが夏季限定で出してくれる「ほうじ茶」。
秩父の天然氷に宇治の手摘み碾茶を合わせた、まさに日本の夏という感じのかき氷。これもまたおいしいに決まってるじゃないの。と期待して食べたのですが、ふわっと香ばしいほうじ茶の香りのあとに感じる上品な渋みと甘み。そして何よりあと味がすっきりさっぱりで期待を裏切らないおいしさでした。
この夏の体験で改めて気づいたのは、私はシンプルで素材の良さを活かしたかき氷が好きなんだなということ。東京の映えるかき氷屋さんの前で見たメニューの“2,000円”の文字にやっぱり勇気が出ず、入店をあきらめたのはここだけの話ですが。
そんなこんなで、今年の猛暑の中で出会えた2つの絶品かき氷。次の夏まで、このおいしい記憶を大切にしたいと思います。

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醤油の種類
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素材を活かすNo.1選手
白醤油
淡口よりさらに淡い琥珀色の醤油。料理好きな方に高い人気。お吸い物や茶碗蒸しなどに。
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美しき京料理に必須
淡口醤油
西日本でお馴染みの淡い色の醤油。素材の彩りや出汁を活かしたい料理に。塩やレモン代わりにかけても。
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甘みをつけた地醤油
甘口醤油
九州や北陸などでは一般的な存在。海沿いの地域ほど甘みが強かったり、それぞれの土地に根ざした醤油。
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幅広く使える万能醤油
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一般的な醤油で流通量の8割はこれ。新鮮なものは綺麗な赤褐色で、北海道から沖縄まで各地で生産。
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再仕込醤油
熟成期間の長い濃厚な醤油。味と香りのバランスがよく、刺身やステーキにまずお試しいただきたい。
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濃厚さとうま味はNo.1
溜醤油
大豆を多く、仕込水を少なくし、うま味を凝縮。ハマる方はとことん好きになっていただける醤油。
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醤油のつくり方
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1
原料処理
カチカチの材料をほくほくにしたり、溶かすことで、菌が材料を醸し、美味しさに変化しやすいようにします。
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2
麹づくり
醤油づくりで一番重要視されている工程です。種麹を原材料に混ぜて、麹菌を繁殖させることで酵素を生み出します。
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3
塩水
麹に塩水を加えて諸味をつくります。塩分濃度を高めることで雑菌から守り長い発酵熟成の時を迎えます。
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4
諸味
ゆっくりと乳酸菌や酵母菌が大豆や小麦を醸します。どろどろの味噌のような状態で、半年~三年の時を過ごします。
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5
圧搾・火入れ
諸味を布に入れて、圧力をかけて圧搾し、火入れとろ過をします。殺菌と香りを引き立てる火入れも技術が必要です。
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6
完成
ビン詰めされてラベルを貼ってようやく完成。長いものだと原料処理から二~三年かけて醤油になります。
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