醤油の知識

この夏食べたかき氷

職人醤油のまたのみほです。

「この夏食べたかき氷」なんて、まるで食べ歩きの達人のようなタイトルをつけてしまいましたが、この夏私が味わったかき氷はたったの2種類。でも、これがどちらも最高においしかったのです!!!

まずひとつめは、大好きな友人のお店の「パイナップル」。

このシロップの魅力は、水を加えずにフルーツとてんさい糖だけで仕上げていること。それはおいしいに決まってますよ。と安心感たっぷりで食べたのですが、予想を上回る濃厚さがありながらも、自然なパイナップルの甘さと爽やかさ!!パイナップルそのもののおいしさをしっかり味わいながら満足できるおいしさでした。

ふたつめは、お茶屋さんが夏季限定で出してくれる「ほうじ茶」。

秩父の天然氷に宇治の手摘み碾茶を合わせた、まさに日本の夏という感じのかき氷。これもまたおいしいに決まってるじゃないの。と期待して食べたのですが、ふわっと香ばしいほうじ茶の香りのあとに感じる上品な渋みと甘み。そして何よりあと味がすっきりさっぱりで期待を裏切らないおいしさでした。

この夏の体験で改めて気づいたのは、私はシンプルで素材の良さを活かしたかき氷が好きなんだなということ。東京の映えるかき氷屋さんの前で見たメニューの“2,000円”の文字にやっぱり勇気が出ず、入店をあきらめたのはここだけの話ですが。

そんなこんなで、今年の猛暑の中で出会えた2つの絶品かき氷。次の夏まで、このおいしい記憶を大切にしたいと思います。

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