醤油の知識

042|麹箱の洗浄

醤油の麹作りに使った、麹箱を洗浄しました。

 

高圧洗浄機で洗ったのですが、これを使うと本当に楽です。

 

箱の底は、網戸のネットと針金の網の二重構造になっていて、その下に桟木が3本あります。その桟木には麹を作った後、下の写真のように小麦の粉が溜ります。

<洗浄前>
 

<洗浄後>
これをタワシなんかでやったら相当な時間がかかりますが、高圧洗浄なら一瞬 で小麦が吹き飛びます。
 
綺麗です。

秋の仕込みまで使わないので、乾燥させて倉庫へ持っていきました。
 

城 慶典 (ミツル醤油醸造元)

1984年生まれの醤油職人。
高校生の時に自社での醤油醸造の復活を志して東京農業大学 醸造科学科に入学。入学後、「学校に通っているだけでは自分の求めるものは得られない。」ということに気づき、伝統的製法による醤油造りを続けられている醤油蔵を探し、卒業までに7つの醤油蔵で短期間の研修を受け入れて頂く。卒業後、岡本醤油醸造場にて一年間の研修。その後、JFCS(ジャパン・フードコーディネーター・スクール)で一年間学び2009年6月より、実家であるミツル醤油へ入社。2009年11月 夢である醤油造りの復活と、地元・糸島を全国に発信したい。という思いをリンクさせ具現化する、社内別ブランド「itosima terroir」(イトシマ テロワール)をスタート。

ミツル醤油醸造元