醤油の知識
醤油の賞味期限
容器によって異なります
容器の材質によって上図のようなガイドラインが決められています。ペットボトルはびんや缶に比べて微量ですが空気を通す量が多いため賞味期限は短くなっています。また、醤油メーカーによっては「自社の醤油が美味しく食べていただける期間」として、この期間より短く設定している場合もあります。
種類によっても異なります
淡口醤油や白醤油は色が淡いことが特徴で、色の濃さの規定もあります。時間がたつほどに色も濃くなってしまうので、賞味期限も短く設定されています。特に日光に当たると色の濃くなるスピードもはやくなりますので、冷暗所で保管いただいたほうがよいと思います。
賞味期限=おいしく味わえる期間
賞味期限は醤油をおいしく味わっていただける期間です。賞味期限を過ぎたからすぐに食せなくなることはありません。醤油は塩分が高く雑菌などからは守られていますので食中毒などの心配はありません。ただ、色が濃くなって風味は劣化していると思われますので、煮物など熱を加える用途などにお使いいただくことをおすすめします。
また、この期間は開栓前の数値であることも注意が必要です。開栓後は冷蔵庫に保管いただき、1ヶ月以内にお使いいただくことをおすすめします。開栓すると空気に触れることや光の影響によって「酸化」してしまい、色が濃くなり香りと味も劣化してしまいます。
醤油の知識ランキング
醤油の種類
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素材を活かすNo.1選手
白醤油
淡口よりさらに淡い琥珀色の醤油。料理好きな方に高い人気。お吸い物や茶碗蒸しなどに。
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美しき京料理に必須
淡口醤油
西日本でお馴染みの淡い色の醤油。素材の彩りや出汁を活かしたい料理に。塩やレモン代わりにかけても。
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甘みをつけた地醤油
甘口醤油
九州や北陸などでは一般的な存在。海沿いの地域ほど甘みが強かったり、それぞれの土地に根ざした醤油。
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幅広く使える万能醤油
濃口醤油
一般的な醤油で流通量の8割はこれ。新鮮なものは綺麗な赤褐色で、北海道から沖縄まで各地で生産。
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濃厚なうま味とコク
再仕込醤油
熟成期間の長い濃厚な醤油。味と香りのバランスがよく、刺身やステーキにまずお試しいただきたい。
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濃厚さとうま味はNo.1
溜醤油
大豆を多く、仕込水を少なくし、うま味を凝縮。ハマる方はとことん好きになっていただける醤油。
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醤油のつくり方
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1
原料処理
カチカチの材料をほくほくにしたり、溶かすことで、菌が材料を醸し、美味しさに変化しやすいようにします。
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2
麹づくり
醤油づくりで一番重要視されている工程です。種麹を原材料に混ぜて、麹菌を繁殖させることで酵素を生み出します。
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3
塩水
麹に塩水を加えて諸味をつくります。塩分濃度を高めることで雑菌から守り長い発酵熟成の時を迎えます。
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4
諸味
ゆっくりと乳酸菌や酵母菌が大豆や小麦を醸します。どろどろの味噌のような状態で、半年~三年の時を過ごします。
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5
圧搾・火入れ
諸味を布に入れて、圧力をかけて圧搾し、火入れとろ過をします。殺菌と香りを引き立てる火入れも技術が必要です。
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6
完成
ビン詰めされてラベルを貼ってようやく完成。長いものだと原料処理から二~三年かけて醤油になります。
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