醤油を楽しむレシピ集
焼売と醤油
焼売をおいしく食べる醤油
醤油をつけて食べるおかずの中で、餃子と並んで代表的なのが焼売ではないでしょうか。餃子は酢醤油で食べる事が多いのに対して、焼売は醤油だけ、もしくはからしをつけて食べますよね。醤油の違いがはっきりと感じられそう!これは楽しい検証になりそう!ということで、焼売をおいしく食べる醤油を探ってみました。
焼売といえば崎陽軒
焼売といえば崎陽軒のシウマイ!!個人的には東京駅で買うシウマイ弁当が好きなんですが…今回は冷蔵保存ができて電子レンジでチンするだけの「おいしさ長もち 昔ながらのシウマイ」をお取り寄せしてみました。豚肉と干帆立貝柱の豊かな風味が特長の、一口サイズのシウマイ。こちらで食べ比べを進めていきます。
まずは基本の6種類で比較
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他の醤油と同じようにつけると塩味が際立ってしまい、つける量を控えめにすると醤油の香りが全く感じられませんでした。
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先味に醤油の程よい塩味、後味に焼売の肉の甘みがやってきました。醤油が表に出すぎずに、焼売のおいしさを引き立ててくれます。
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まず醤油の甘さがガツンときました。その後は肉となじんで醤油の甘さがあまり気にならなくなるりましたが、一口サイズの焼売には甘さが強すぎる。
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醤油の味が焼売を包み込むような感じです。良いバランスで醤油が焼売をよりおいしくしてくれています。
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悪くはないけど、すごくよくもない。ひと口めに醤油の味わいをしっかり感じましたが、焼売との一体感はあまり感じられませんでした。
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醤油の主張が強く、焼売の風味が消えてしまいます。崎陽軒のシウマイとの相性はあまり良くないよう。他の焼売だとまた違うのかも。
淡口と濃口の中からベスト銘柄を探ってみる
6種類の醤油の中で、焼売との相性がよさそうなのは淡口と濃口。その中からベスト銘柄を探っていきました。先入観なく味比べができるよう、醤油皿の裏に銘柄を書いた付箋を貼って醤油を準備。食べ比べをしながら「これは〇〇っぽいよね」「〇〇はこんなに色が濃かったっけ?」と銘柄予想も始まり、なかなかたのしい検証タイムとなりました!
スタッフ人気銘柄は2本
スタッフの間で好が分かれることももちろんあるのですが、今回は好みが一致!いつも使っているお気に入りの銘柄でも、「これは加工肉には合わないのかも」「もっとシンプルな食材のほうが醤油が活きる!」などの発見があり、醤油の使い分けの楽しさをそれぞれのスタッフが感じていたようです。
淡口のおすすめはこれ!
醤油のうまみと焼売の甘みがよくわかるとスタッフの中での人気NO.1!うすくち天然醸造醤油は、淡口醤油の中でもうま味たっぷりでしっかり味。色も濃く、濃口醤油に近い感じです。だからこそ、醤油の存在感をほどよく出しながらも、淡口の特徴である“素材を活かす”という役をしっかり果たしてくれていると感じました。
濃口のおすすめはこれ!
とにかく醤油と焼売とのバランスが良いと好評!焼売に濃いめの醤油をつけると醤油が勝ってしまい、せっかくの焼売の風味を楽しめない傾向があります。濃口の中でもひと口めの醤油感が心地よく感じました。醤油そのものをなめた時よりも、焼売につけた時の方が塩味を感じづらく、いい意味で主張しすぎないところが◎。