醤油を楽しむレシピ集

けんちん汁

やっぱり具だくさんがおいしい

冷蔵庫の野菜が余ってしまった時こそ、けんちん汁の出番です。大根、にんじん、しいたけ、こんにゃく、油揚げ、豆腐など。決まった野菜を使う必要がないのがけんちん汁の魅力。その時々で手に入る旬の野菜を自由に組み合わせて、オリジナルの味わいを楽しめます。ごま油で炒めてから煮込むことで、野菜の甘みがしっかりと引き出されます。

私はけんちん汁を作るときには、佐々長醸造の「生醤油」をよく使います。岩手県産の米麹が加えてあるので、うま味の強いしっかりとした醤油感の中に自然な甘みを感じるふくよかな味わいで、汁の色を濃くしすぎることなく上品に仕上がります。味噌仕立てとはひと味違う、醤油ならではのすっきりした優しい味わい。心も体も温まる、家庭の味の代表格です。

材料(4人分)
大根やにんじんなどの野菜 適量
こんにゃくや油揚げ、豆腐など 適量
ごま油 大さじ1
だし 800ml
醤油(濃口) 大さじ2
みりん 大さじ1
作り方
  • 1 大根・にんじん・しいたけ・しめじは一口大に切る
  • 2 こんにゃくは下ゆでしてアク抜きをし、油揚げは熱湯で油抜きをして一口大に切る
  • 3 鍋にごま油を熱し、具をいためる
  • 4 具に火が通ったら、だしを入れて煮る
  • 5 具が柔らかくなったら、さいの目に切った豆腐を加え、醤油・みりんで味付けをして煮る

ほんのり感じる甘みは米が決め手

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生醤油
岩手県産ナンブシロメの大豆と仕込み水に早池峰霊水を使って熟成。原料に米を使うことも特徴で、あっさりした濃口。

焼酎も自家製にこだわり本格を追求

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三州三河みりん
国内産特別栽培のもち米に、愛知県産米の米こうじ、自社醸造の本格焼酎を使い2年の長期熟成。上品な甘さとうま味。/みりんはアルコールを含んでいるお酒です。未成年者には販売ができません。

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