醤油を楽しむレシピ集
卵黄の醤油漬け

ねっとりとろっと濃厚な味わい
卵黄の醤油漬けは、卵黄を醤油とみりんに数時間〜一晩漬けるだけで完成する、手軽ながらもぜいたく感たっぷりの一品です。みりんのまろやかな甘みと醤油のコクが卵黄にじっくり染み込み、とろりと濃厚な味わいに仕上がります。ご飯の上にそっとのせて卵かけご飯にすれば、濃厚なうま味と香りが口いっぱいに広がり、いつもの朝食がワンランク上の特別な時間に。SNSでも話題になっているようですね。
作り方はとても簡単ですが、余った卵白の使い道に悩む方も多いはず。我が家では、お味噌汁に加えてふんわり火を通したり、スープの具にしたりと、無駄なくおいしく楽しんでいます。シンプルだけれど奥深い、毎日でも食べたくなる卵の新定番です。
卵黄 | 1個 |
---|---|
醤油 | 小さじ2 |
みりん | 小さじ1 |
- 1 醤油と煮切ってアルコールをとばしたみりんを2:1で混ぜる
- 2 ①の漬け汁に卵黄を入れる
- 3 ふたまたはラップをして冷蔵庫に入れて漬け込む

漬け時間を変えて比べてみました!
卵黄の醤油漬けを何度か作ってみて、漬け時間によってかなり仕上がりに違いがでてくるなと感じました。そこで、しっかり時間をはかって比べてみることに。好みや食べ方によって漬ける時間の参考にしていただけたらうれしいです。

漬け時間による卵黄の違い
-
・外側がほのかに固まっていて、膜ができているような感じ
・割ると全体にほんの少しとろみがある -
・外側はうすくジャムみたいな感じ
・中はとろっと -
・8時間のものより外側も中もねっとり
・スプーンですくうと落ちてくるのが遅い -
・外側けっこうしっかり固く、中はねっとり
・混ぜると全体がゼリー状に -
・ほぼ個体であんずみたい
・割っても中が溶け出さない

卵かけご飯なら8~12時間がおすすめ!
卵かけご飯にするなら、ご飯との絡みやすさから8~12時間くらいの漬け時間をおすすめします。外はねっとり中はとろっとしていて、いつもの卵かけご飯よりも濃厚な味わいです。ご飯に卵が染み込んでいくというよりは、ご飯に卵がまとわりつく感じになると思います。

混ぜてからのせてみてください
卵黄の外側と内側で固さが違うので、卵黄を崩して少し混ぜて均一にしてからご飯にかけるとより食べやすくなります。漬け汁をちょこっとたらすのも忘れずに!

24時間以上漬けた卵黄はおにぎりに
漬け時間が長ければ長いほど、卵黄の水分が抜けてねっとりとし、味も濃厚になります。卵かけご飯にするとご飯との絡みが悪くなってしまいがちですが、おにぎりの具にはぴったり。漬け汁も少しかけてしまいましょう。

焼きおにぎりにちょい足しするのも
漬け汁をご飯にまぜて焼きおにぎりにも。より長い時間漬け込んだ卵とは、さらに相性よくなるはずです。チーズのような独特の食感と中まで染みた濃厚な味わいがクセになります。お酒を飲む方は、卵黄の醤油漬けをそのままおつまみとして楽しんでみてください。


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