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上ホ醤油株式会社

茨城県筑西市で135年

茨城県筑西市(ちくせい)の久下田城(くげたじょう)跡すぐに位置し、明治六年(1873年)に初代保坂源太が創業。現在当主が六代目にあたります。

六代目の保坂正孝さん。

過去には造り酒屋2軒、醤油蔵2軒が存在し栄えた久下田宿ですが、今では上ホ醤油のみとなってしまいました。それでも、この地にこだわり、極上丸大豆を使った深い香味とまろやかなしょうゆ造りに専念しています。

建物に今も残されているブリキの看板。味があります。

蒸気ではなくお湯で火入れ

醤油の製造工程の最後に、「火入れ」という工程があります。絞った生の醤油に熱を加えて、微生物による発酵をストップさせ、味・香りを調える重要な工程なのですが、高温の蒸気を通らせて短時間で火入れを行うことが一般的なのです。

ところが、上ホ醤油の場合はお湯で火入れを行います。下の写真が使用されているステンレス製の二重釜です。

ちょうど、チョコレートを「湯せん」で温めて溶かすように、直接温度を加えるのではなくて、醤油をいれたタンクを水に浮かべ、その水を温めていくことによって、間接的に温度を上げていきます。

卵メーカーに好評。

この火入れの方法は時間と手間がかかるために、大量に作ることができませんが、特にこの方法でじっくりつくられた「卵に醤油」は大変な好評ぶり。

「塩分や醤油感が前に出すぎず、卵を生かすことが大切だと思っている。」とは保坂さんの言葉ですが、卵の生産者からよく言われるそうです。「これで食べるとうちの卵が美味しく感じる!」

発酵は楽しくつくること。

特に発酵するものは単に造ってはダメで、造り手の感謝と楽しさの感情はものづくりに反映されると保坂さんは思います。

これは昔に教授が教えてくれたことなんだけどね・・・と前置きをされて、
「日本酒ってお神酒(おみき)ともいうでしょ?!三つの「き」が必要なんだ!・・・うれしき、たのしき、ありがたき。」

三つの「き」を大切にした醤油は、食べる人にもその心が「おいしさ」として伝わっています。

茨城県大豆で濃厚でまろやかな味

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三年熟成
醤油麹を、絞りたての生醤油でもう一度仕込み、2倍の原料と歳月をかけ熟成させた再仕込醤油です。他の醤油とはひと味ちがう、深い香味と塩味を感じさせない「まろやか」な味です。

価格 : 500円+税
原材料 :大豆、小麦、食塩/アルコール

うちの卵が美味いと養鶏農家絶賛

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卵に醤油
茨城県の老舗醤油蔵がつくる「卵かけご飯」専用のだし醤油。本醸造醤油に厳選したかつお節とさば節のだしを加え調合した風味豊かな塩分を控えただししょうゆです。

価格 : 450円+税
原材料 : しょうゆ、砂糖、還元水あめ、食塩、かつおエキス、米発酵調味料、かつおぶし、さばぶし/調味料(アミノ酸等)、アルコール(一部に大豆・小麦・さば・ゼラチンを含む)
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上ホ醤油
〒308-0001 茨城県筑西市樋口303
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