メールマガジン
vol.94|バニラアイスに醤油
職人醤油の高橋万太郎です。こんにちは。
先日、TBSテレビ
「この差ってなんですか?」で
醤油の特集をしていただき、
濃口醤油と淡口醤油の違いなどの
解説コーナーに登場させていただきました。
その中でバニラアイスに
醤油をかけるシーンがあったのですが、
これが予想以上に好評だったのです。
そこで、
改めてアイスと醤油の相性を深堀しようと、
ずらりと醤油を並べて食べ比べをしてみることにしました。
●
まず、アイスですが、
入手しやすさや価格などを考慮すると
スーパーカップが適していると思います。
まずは、再仕込み醤油から。
熟成期間が長くうま味の強い醤油で、
アイスにあわせると、キャラメルや
みたらし団子のような風味になります。
10種類の醤油で比較したのですが、
キャラメル感が強くなる醤油、
みたらし団子感が強くなる醤油、
醤油によって微妙に、でも確実に風味の違いがでてきました。
●
そして、醤油の馴染ませ方もポイントでした。
岡本醤油さんの「かけ二段仕込み熟成三年」は
アイスにかけてそのまま食べても、みたらし風味になってくれます。
一方、有田屋さんの「さいしこみしょうゆ」は
かけたばかりの時は、あまり相性よくないかな・・・という印象なのですが、
スプーンで馴染ませていほどにほろ苦いコーヒーの香りに変化していきます。
かける量と馴染ませ度合いによる変化。
ここも楽しいポイントかと。
そして、再仕込み醤油以外でおすすめなのが、
「しろたまり」と「みそたまり」でした。
白醤油の「しろたまり」
味噌の上澄み液である「みそたまり」
この2本は、かなりの相性の良さを見せてくれました。
再仕込み醤油が強めのしっかりしたキャラメルを出してくれるのに対して、
しろたまりは控えめにほのかり香る塩キャラメルでしょうか。
スタッフの一人は、「この味が一番好きかも・・・」とつぶやいていました。
このような食べ合わせを料理帖にまとめましたので、ぜひご覧ください。
https://www.s-shoyu.com/cook/2016/06/18/vice/
—————————————–
バレンタインデーに醤油のギフト
—————————————–
「義理」と「感謝」の2種類のデザイン。
気軽にそのまま渡せる仕様のプチ醤油ギフトをつくりました。
義理と感謝の文字を大きくあしらった、
カラフルな色づかいの感謝バージョンと、
ストレートな表現の義理バージョン。
本命以外のバレンタインギフトはお任せください!
http://shop.s-shoyu.com/?mode=cate&cbid=2184150&csid=9
—————————————–
[新商品] 宝山 丸大豆たまり
—————————————–
溜醤油の5銘柄目となる新商品が到着しました。
溜といえば愛知県武豊町。
「尾張のたまり」を手掛ける丸又商店や
「つれそい」の南蔵商店と同じ武豊町ですが、
軒を連ねるように蔵元が密集しているエリアから車で数分の距離に中定商店はあります。
中定商店のつくる豆味噌は料亭などの料理人の中では有名な存在ですが、
その製造現場を見ると驚くばかりです。
ご家族とパートさんによる少人数で、超が付くほどの重労働を繰り返しています。
豆味噌と溜を造る醸造蔵 中定商店
https://www.s-shoyu.com/nakasada/
溜のうま味5本(5本の溜醤油のセット)
http://shop.s-shoyu.com/?pid=110056583
—————————————–
twitter や Instagram
—————————————–
◆職人醤油のツイッター
https://twitter.com/s_shoyu
◆職人醤油のインスタグラム
https://www.instagram.com/syokuninshoyu/
ぜひ「#職人醤油」をつけて
ご感想や醤油の活用レシピを投稿いただけたら嬉しいです。
気軽に直接のコミュニケーションを
させていただけることを楽しみにしています。
また、メールさせていただきます。
——————————————————
[配信部数] 6,759