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vol.121|木桶による発酵文化サミット
職人醤油の高橋万太郎です。
あけましておめでとうございます。
1月といえば、桶づくり。
個人的にはですが、
桶づくりの時期が来たなと感じる季節です。
ここでもよく紹介している小豆島での桶づくり。
絶滅の危機に瀕している木桶にスポットライトを当てようと、
各地の蔵元が集まって新桶づくりをしています。
2013年に最初の1本を手がけてから、
これまでに30本以上、
醤油屋や酒蔵に運ばれていきました。
一番遠くは海を渡ってイタリアに。
木桶づくり 2019年の様子
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そんな桶づくりの現場に集まってくるのは
なかなか個性的な面々です。
醤油屋、味噌屋、造り酒屋、お酢屋、
小売店や流通関係者、料理研究家に作家、
有名ラーメン店の店主さんまで。
皆で桶づくりをしているのも楽しいのですが、
今年はイベントも同時開催することに。
木桶をつくっている、その横の蔵で、
8つのテーマにそったトークセッションを開催します。
一般の方も15名限定で参加可能ですので、
ご都合つけばぜひお越しください。
木桶による発酵文化サミットin小豆島
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そして、自分たちも新桶をつくって、
桶仕込みをするんだという動きが起こっています!
今年名乗りをあげたのは
宮城県塩釜市の太田與八郎商店さん。
クラウドファンディングも立ち上げていらっしゃるので、
ぜひご覧ください。
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小寒は大根とぶりのお鍋でも
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1月6日は二十四節季の「小寒」です。
「寒の入り」といわれ、
これからさらに寒さが厳しくなるころ。
小寒から節分までの三十日間が「寒の内」。
寒が明けると立春になります。
この季節においしい素材は大根とぶり。
大根は1年を通して口にすることができますが、
寒い時期の方が甘みがあってみずみずしいはず。
ぶりは成長とともに名前を変える出世魚。
関東では、天然のぶりと区別するために
養殖のものを「はまち」と呼ぶこともあるようです。
たらとぶりのみぞれ鍋
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