木桶職人復活プロジェクト

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木桶サミットin小豆島 2024年

木桶による発酵文化サミット in 小豆島 2024

毎年の恒例の小豆島での木桶づくり。2024年2月2日(金)3日(土)に開催されました。木桶仕込みをしている醤油、味噌、日本酒などのメーカー、飲食店や流通関係者、料理研究家やメディア関係者などが全国から集まりました。

10メートル以上の長い竹を、みんなで運びます。

横に連携して木桶職人を増やす

醤油業界の場合、木桶醤油の流通量は全体の1%程度。そのわずかな部分を小規模メーカーが奪いあうのではなく、連携して1%を2%にしようという取り組みが「木桶職人復活プロジェクト」です。今年で12年目。参加者も木桶職人も増えてきています。

箍を編んでいきます。
流れるような作業に、思わず見入ってしまう。
側板を繋げて木桶の組立スタート。
弓削多醤油の弓削多さんは太鼓を持参してくれました。
みんな気合が入ります。
オープニングに恐竜登場!
四斗樽の神輿も登場。
底板づくり。竹釘を入れます。
そして、板を重ねていきます。
あっという間にお昼近くになりました。
特製ラーメンを振舞っていただきました。
「饗 くろ喜」の黒木さん。
今年は海外からもたくさんの参加者が。
ラーメンは相変わらず大好評です。
竹箍の内側にいれる芯をみんなでつくる作業。通称、「巻き巻き」。
醤油蔵の若手がMCで盛り上げます。
そして、日が暮れると会場を移して試食商談会。大盛サラダ。
醤油や味噌がずらりと並びます。
木桶仕込みの日本酒やワインも加わって、さらに盛り上がります。
お肉もどんどん焼かれて、会場に運ばれます。
こんなかわいい参加者も。
一夜明けて、2日がはじまります。
昨年に引き続き駆けつけてくれた、滋賀県西浅井町の「RICE IS COMEDY」。
グループ毎にテーマを設定して語り合う分科会。
クラフトバンドでタガリングづくり。
色違いのバンドで編むと色鮮やかに。
お昼にはラーメンと共に卵かけごはんも。
卵もいろいろ、醤油もいろいろ。
2日目はラーメンは「せたが屋」さん。今日も贅沢です。
「せたが屋」の前島さん。
盛大な胴上げでお見送り。
木桶づくりもどんどん進みます。
底板を入れる作業。
底板を入れる大きな音が響きわたる。
今年が最後となる木桶オークション。
熾烈な戦いが繰り広げられました。
石川県の谷川醸造さんも仲間の一人です。
最後は焚火を囲みながら木桶についての想いを語ります。
今回、運営を取り仕切ってくれたのは若手のメンバーたち。
気づけば、こんなにたくさんの若手が!すごく心強い。
今年も大盛況でした。

やったるでー!おっけー!

あっという間の2日間が終わりました。外国人比率が増えて、醤油メーカーの若手比率もさらに増えました。運営もMCも若手が中心に行ってくれて、参加者からも「若手のパワーに感動した!」という声も。

「やったる(樽)でー!おっけ(桶)ー!」は、樽と桶にかけた木桶サミット定番の掛け声。今回もこれで締めくくりました。

2025年も開催予定です。